GLSベルリンでの生活を通じて

Reportage von

さやかと申します。福岡県出身の22歳です。GLSでは2ヶ月間学びました。
大学卒業後、入社まで半年間まとまった時間ができたので、大学時代に学んでいたドイツ語を現地で学んでみようと思い立ち、留学を決めました。はじめは、就職がホテル業界なので、英語の方がより実用的だと考えていました。それは確かですが、私が海外旅行したとき日本語で話しかけられたら非常に嬉しかった経験から、きっとドイツ語が多少なりとも理解できることが、将来ホテル業界で働く自分にとってプラスになるだろうと感じています。

GLSでの学び

ベルリンの中心地から3-4kmほど離れていることもあり静かで、ずっと鳥のさえずりが聞こえるような素敵なところです。私はキャンパス内に住んでいましたが、歩いてもトラムでも街へ出ることができるので便利です。キャンパス内の2人部屋で暮らしていました。ルームメイトは話しかけてもあまり会話してくれなかったので、部屋で話してドイツ語力を高めることはできませんでした。逆にお互い干渉しなかったので生活し易かったのかもしれません。他人と住むのである程度気を遣いますが、大きなストレスなく生活できました。途中でルームメイトが変わったものの、(きっと彼女のおかげで)大きく生活が変化することもありませんでした。ルームサービスで掃除に入って下さるので、ゴミの回収などは考えなくてよかったです。私のタオルが間違えて回収されて、レセプションに伝えたものの返ってこなかった、なんてこともありました。

GLSでの授業

GLSでの学びで最も印象的なのは、話す機会が多いことです。大学の授業ではテストのために文法を学び、全然基礎ができていないにも関わらずカフカの『変身』をドイツ語で読まされたり。意味を調べながら読む、を軸に進められた授業とは大きく異なっており、新鮮でした。そして、自分のリスニング力とスピーキング力の無さにあたふたしました。問題自体がすごく難しいわけではなくとも、どういう問題かドイツ語で説明されるので、そこを理解しなければ、と全力で聞いていました。

先生は間違えても否定せず、様々なアプローチで答えへ導いてくれます。そこが一番好きなところでした。また、アメリカ、台湾、イギリス、トルコと色々な国から学生が来ていたので、「あなたの国ではどう?」という何気ない授業中の会話も非常に興味深いものでした。しかし、途中で先生が変わってしまったので、そこだけが残念でした。戻ってきてほしかったです。

ルームメイトが朝寝ていたので、私はいつも8時には教室に来て自習していました。前日に学んだ単語の復習や、duolingoをしていました。クラスメイトはかなりギリギリに来るので、朝のひとり時間はたっぷりあります。

個人的には、授業の間の30分休みが楽しみでした。芝生に座ってざっくばらんに話す何気ない時間が楽しく、面白かったです。はじめに英語を学ぶべきだとおもった、と記しましたが、こういう休み時間などには友達と英語で話したり、ドイツ語でわからない部分を英語で補ったり。ビジネス的な英語ではないものの、日常に英語があふれていました。体感では、ドイツ語でも英語でも日常会話をするという経験ができたので、大満足です。

休日、放課後の過ごし方

放課後は、皆すぐどこかへ帰ってしまうので話したりすることなく帰宅。半日授業なので思ったよりたっぷり時間がありました。ルームメイトがいたので、学校のラウンジで勉強したり、街を散策したりしていました。街を歩くだけでドイツ語が目に入ってきて刺激になります。その散策の中でパンフレットをもらったり、無料の新聞や雑誌をもらってきて翻訳したりしていました。おすすめはダルメーレン広場のベルリン大聖堂においてある、優しいドイツ語でかかれた資料シリーズ。滞在中に何度か通い、ドイツの政治の形態などをそこから学びました。また、日本の本屋では勿論ドイツ語の本なんて手に入らないので、大好きなハリーポッターに関する本のドイツ語版を購入。難しいながらも翻訳しながら読んだりしていました。

休日は、各地で開催されている市場に足を運んでみました。定番のベルリン観光地から、美味しいものまで楽しみました。また、日帰り旅行にもよく行きました。世界遺産が大好きなので、ベルリンからいける範囲の遺産はほとんど全て行きました。

GLSで出会った新しい友達と、ベルリンでおいしいものを沢山食べました。また、とにかくパンが美味しくて、いろいろなパン屋を巡ったり、日本では食べられないパンを買ってみたりしました。

また、寮でドイツ料理を作ってみたこともあります。グラーシュや、スーパーにあるウインナーとザワークラウトでドイツのご飯を再現してみたりしました。

校内のアクティビティ

週に1回何かしらに参加していましたが、放課後のアクティビティは、思ったより参加する人が少ない印象です。私は、殆ど全て一人で参加しました。友達と行かない方がその場にいる人と会話できるような気がします。カードゲーム、ゴミ拾い等を通じ、何気ない会話をするために、一生懸命習ったドイツ語を使ってみたり、英語を聞き取って話して、たまには翻訳機にも頼って、会話を楽しめたと思います。セミナーにも時々参加していました。ドイツ語で全て進むので6-7割くらいしか聞き取れませんでしたが、スライドを使って説明してくださるので楽しく理解できました。

週末のデイトリップは、申し込みしたものの人数が足りなくてキャンセルになったり、来週の予定をチェックしていたのに行き先が変更になったり、と計画が立てられないので、申し込みをやめてしまいました。生徒が多い時期ならそんなことはなかったのかもしれませんが、少しがっかりでした。

一番よかったアクティビティは、スタムティッシュです。ほぼ毎週参加しました。週ごとに雰囲気が違って、隔週くらいの頻度で楽しめました。退屈になったら自由に帰ることができるし、楽しいときは最後までいてもいいゆるさと、新しい人脈が広がるという点で一番良かったと感じています。

さいごに

二ヶ月間、GLSで学んだことを通じ、自分に最も足りなかったドイツ語(英語も)のスピーキングの力を非常に鍛えられたと感じています。実際に使うことができる環境は日本で得られないので、有意義な経験となりました。

また、語学力と同時にコミュニケーション力が格段にあがりました。何もわからない土地に一人で来て、頼れる人もいない中、GLSというコミュニティの中で輪を広げられたこと、沢山の国の人と会って、話をして、比べて、刺激を受けて、驚いて、という生活はとても充実していたとともに、かけがえのないものになりました。一生の思い出になること間違いなしです。学生が沢山いて、キャンパスがあって、アクティビティもあって。人と繫がりやすい環境で、母国語以外を使ってコミュニケーションをとる貴重な経験ができました。ありがとうございました。